現代リハビリテーション医療研究会で発表

京都市、上京区、訪問看護ステーション京都市、上京区、訪問看護ステーション
「訪問リハビリテーションを通してみる脳血管障害患者一名の身体経験と語り」
というテーマでスタッフの山中が研究会で発表してきました。

この研究会はN.B.M(Narrative Based Medicine)という患者の語り(意見)を尊重する医療ということがテーマになっています。

現在ではE.B.M(Evidence Based Medicine)という根拠に基づいた医療ということが盛んに言われています。
しかし、本来EBMとNBMは対立するものではなく補完しうるものだと考えられます。

根拠があるからといい、患者の意見を蔑ろにしてはいけません。
特に地域という多岐にわたる選択肢がある場合、EBMをもとにNBMもしっかりと考えなければなりません。

今回は脳血管障害の利用者さんの語り(意見)をしっかりとリハビリ訓練に取り入れることにより
慢性期の患者さんの自分の体の捉え方が変化しました。

その結果足首が動くようになり、歩行が変わり始めたという症例を紹介致しました。

今後とも利用者さんの思いを大切にし、訪問看護や訪問リハビリの治療・訓練に生かしていきたいと考えております。

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