第24回認知神経リハビリテーション学会学術集会で発表

京都市、上京区、訪問看護ステーション

2024年11月30日〜12月1日に高知県で開催された第24回認知神経リハビリテーション学会学術集会に参加しました。

学会では、学会長講演や基調講演の聴講に加え、一般演題も発表させていただきました。




今回私が発表したのは『認知神経リハビリテーションの臨床対話を再考する〜相互行為分析による非言語的資源利用の検討〜』という演題でした。




ごく簡単に言うと、リハビリの場面で繰り広げられる対話(会話)では、言葉によるやりとりだけでなく、視線や表情、ジェスチャーといった色々な情報を使っているのではないか?ということを検討した研究です。




正直なところ、言語分析という少しマニアック研究でしたので「質問が全く出なかったらどうしよう」と心配していました(笑。




ところが、現地での質疑応答においてもフロアから質問をいただき、大変ありがたかったです。




また、発表が終わった後にも演題の内容に関して話しかけていただくなど、研究内容に興味を持っていただけたというのが大きな収穫でした。




演題の内容が『対話』というコミュニケーションに焦点を当てたものだったこともあり、特に言語聴覚士の方で興味を持っていただける方が多い印象でした。




また、個人的には、札幌で働いていた時代の知り合いに久しぶりに会えるなど、対面での学会参加の良さを味わえる機会となりました。




次回の第25回認知神経リハビリテーション学会学術集会は大阪での開催が予定されています。




ステーションや法人のスタッフと議論しながら、より多くの訪問看護ステーションとして利用者様、京都市上京区の地域に貢献できるように臨床、研究を進めていきたいと思います。




また来年も学術集会での発表を目指したいと思います。




(文責:上田将吾)




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